HOME

2010年6月19日

励まし合える仲間や応援してくれるスタッフと出会えた-利用者の声vol.2

カテゴリー: お知らせ,スタッフBlog — 事務局 @ 11:49 PM

利用者の声vol.2に文章を寄せていただいたのは、Mさん(28歳)。Mさんは大阪希望館での生活を経て、今は民間会社に就職し、アパートを借りて自立されています。

**************************************

私は、地元A県で民間会社に勤めていました。 その頃、母と住んでいたのですが、その当時母も体調が悪く、生活保護を受けたいと言っていました。しばらく日が経ち、母は突然、自宅に帰ってこなくなりました。更に母宛に50万もの取り立ての張り紙が玄関ドアに張られており、それがきっかけで私は会社をやめざるを得なくなったのです。

今まで住んでいた部屋には当然住めなくなり、私は渋々B県で派遣社員として働くことになったのです。しかし、出勤日数があまりにも少なく寮費だけで給与の半分以上もっていかれる上に、派遣会社の社員には遠回しに退職を促され、私は我慢できず派遣会社を飛び出し、叔父のいる大阪へ足を運びました。しかしそこにはもう叔父は住んでおらず、初めてきた大阪という土地で途方にくれました。そのときの手持ちは7千円・・・。

自然と足は梅田の方に向き、ネットカフェへ。ネットカフェのブースで私は自殺サイトをひたすら見ていました。それと並行して「まだやりたいことがいっぱいあったのに・・・。」と思っていたら偶然にもチャレンジネット大阪のページをみつけたのです。それが大阪希望館との出会いでした。

私は今現在この大阪希望館とスタッフの方々に支えてもらった上で、再び人並の生活をさせてもらっています。周りには励まし合える仲間や応援してくれるスタッフがいて、私は大変幸せな環境にいるんだなと実感しています。また、大阪希望館を支援してくださっている方々には本当に感謝しています。 このあたたかい場所の存在を知らない人や、本当にこの場所を必要としている人達の為に、いずれは私もこの大阪希望館が末永く続く様にお手伝いが出来ればと思います。

2010年5月16日

支援必要とする人に「希望館」の存在伝えたい-利用者の声vol.1

カテゴリー: お知らせ,スタッフBlog — 事務局 @ 11:48 AM

「大阪希望館だより」創刊号に設立当時の利用者で、今は生活保護を受給しながら病気治療と自立に向けた準備に取り組んでいる原田憲次さん(仮名)が「利用者の声」を寄せておられます。当事者の貴重な声ですので、ご本人の了解を得て、ブログにも掲載させていただきます。

今後、こうした利用者の皆さんの声も、できる限りこのブログで伝えていきたいと思います。

 

支援必要とする人に「希望館」の存在伝えたい

原田憲次(仮名)

 私は、派遣社員として、滋賀県で働いていました。派遣先で正規雇用をすると云われて、でも今住んでいる所は、派遣先が借りてる所で、出ていくか、そこを個人で借りなければならなくて、個人で借りると、最初にまとまった金額が必要で、自分にはそのお金を用意することができない為、辞めるしかなかった。

 そして大阪に出てきて、最初は少しのお金があったので、ホテルとか泊っていたけど職がみつからなくて、そのお金もなくなり、公園でぼうっとして、2日間野宿をする事になり、その2日間は、絶望と生きていく望みを失い、なにも考えることが出来ない状態でした。

 でも昼間に公園の広場を見ていて、人が遊んだり散歩したり、笑い声を聞いた時、ふっと思いました。こんな事では、いけないと、最後の力を振り絞って、近くの交番に行き相談をしました。今考えたら警察に行っても、犯罪を犯した訳でもないのに、その時は夢中だったんで、わらにもすがる思いで駆け込みました。交番で、西成にいけばいくらでも仕事があるから、行ってみたらどうだと云われて、西成へ行きました、でも、西成にいっても、どうしていいかわからず、途方にくれていた時に、通りかかった青年に、NPO釜ヶ崎支援機構に相談に行くようにいわれ、夜だったから明日行こうと思いました、その日は路上で一夜を過ごしました。

 翌朝、釜ヶ崎支援機構を訪ね、職員に案内されて支援員の方と会う事ができました、相談の結果4日間宿所を提供してもらい、大阪希望館へ入所する事ができました。支援居室へ住民票を移して、雇用保険の受給申請をするとともに、職業訓練の申し込みをしました、職業訓練が始まるまでの間、淀川清掃作業をしながら、体調を整えました。

 職業訓練を行っている間に、西成に住むところを決め、現在体の治療をしながら、生活保護をもらっています。

 自分はこうして相談できる場所にたどり着けたけど、まだまだ世の中には、そこまでにたどり着いていない人が、たくさんいると思います。そのためこういう支援、または相談できる所があるということを、世の中の人に知ってもらいたい。そのためには、自分たちが、支援集会で、体験したことを、発表して多くの来場の方に訴えて、行きたいと思います。

 もうひとつ、伝えたい事があります、途方にくれている時に、通りかかった青年に声をかけられた様に、自分もそのように、声をかけて行こうと思います。